ロボット
ロボット 市場への取り組み
産業用ロボットや医療ロボットなど様々なロボットの操作を行うために当社のタッチパネルモニタをご採用いただいています。
ロボットには、高い精度で制御を行えることが求められます。FPGAを中心とした高速処理により、入力カメラ映像の加工と表示までの処理時間を最小限にします。
また、ロボットの操作パネルには、コンパクト化、スリム化も求められます。
長距離伝送技術を用いた操作パネルのスリム化や、お客様ご要望の形状にあわせた設計を行うことも可能です。
- 応答性
- スリム化
- 長距離伝送
- スーパーインポーズ
事例・実績
ロボット操作用モニタ
高速画像処理技術により画像加工・表示の遅延を最小化
- お困りごと
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- リアルタイムにカメラの画像が表示できず、ロボットが意図した位置で静止できない
- カメラの画像をソフトウェアで処理する方式では、組込用CPUボードの処理速度の限界により1秒程度の遅延が発生
- 解決
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- FPGAによる画像処理回路を開発
- カメラ画像の拡大/縮小、回転などの処理をハードウェアで実現
- RAMに複数のフレームバッファを設けて逐次処理しており、映像入力から出力までの遅延を最小限に抑えることが可能に
- 効果
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- FPGAによるハードウェア処理により、33ms程度の遅延で表示可能になり、ロボットの位置精度が格段に向上(ソフトウェア処理と比較して1/30の時間短縮を実現)
ティーチングペンダント
長距離伝送システムにより操作部と制御部を分離することで、機能とデザイン性向上の両方を叶える
- お困りごと
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- 筐体が大きく・重くなり操作性が悪くなる
- 高性能化に伴い制御部の放熱対策が必要
- 解決
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- 長距離伝送技術を用いて操作部(表示/IO制御)と、制御部(CPUボード)を分離
- 効果
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- 筐体のスリム・軽量化により操作性が向上し、デザイン性にも貢献
- 操作部(表示/IO制御)と、制御部(CPUボード)の分離により放熱対策が不要